京都の時代祭ってどんなお祭り?!?毎年10月22日のこの行事の見どころは?

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※この記事は2024年1月7日に更新しています

京都三大祭ってご存知ですか?

5月15日の葵祭(あおいまつり)7月の祇園祭(ぎおんまつり)10月22日の時代祭(じだいまつり)

の3つをいいます。

その中の一つ、10月22日の時代祭について解説していきましょう♪

時代祭(じだいまつり)

一体どんなお祭りなのでしょう?そしてどのように楽しめばいいのでしょうか?

時代祭とは?

時代祭は平安神宮の祭礼です。関連行事は10月15日から23日まで行われます。なかでも10月22日時代行列が行われ多くの人で賑わいます。

そもそも明治28年(1895)年に平安遷都1100年記念祭を行った時から始められた行事です。

桓武天皇が平安京遷都をされた事を記念したもので、約2000人の参加者により「時代行列」がこの祭りの見どころです。

行列は各時代の衣装や道具を身につけた人々が街を歩き、その時代は明治維新から順番に、江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と時代をさかのぼって行くのが特徴です。

え?各時代の衣装??すごくないですか?

有名な人物になりきった行列なので、知っている武将とか有名な女性とか、当時のいでたちで歩いてくれるってことなんですよ。

行列を観るのに約2時間かかります。

ルートは?

京都御所をでた行列は御池通まで行き、市役所前を曲がり三条通りを東に、鴨川を渡って平安神宮へ。

丸太町通まっすぐ行くと平安神宮つくけど、大きく遠回りしてくれて、二時間かけて到着するということですね~。

ちなみに先頭から最後尾までを観ていると2時間なんだから、先頭が平安神宮について、そのあと最後尾が平安神宮につくのも2時間後になるという。行列に参加される市民の方もゆっくりゆっくり歩いて大変だなあ。

動画や写真をきれいに撮りたい人にとっては、どこか場所を決めて撮るのが正解でしょうね。二時間(笑)。

有料の観覧席があった!

実は観覧席というのがあります。京都市が販売する有料の観覧席です。2時間長いですからね、高齢の方とかね、ちょっとおすすめかなと思います。

たとえば2023年の販売開始日は1ヶ月半前の9月5日でした。

場所は京都御苑の中に4500席。御池通の市役所前が1500席。平安神宮道が1400席。どの席も行列の両サイドに席がもうけられ、最前列は1000円増しで4500円。二列目以降は3500円です。

パイプ椅子のようです。日傘は禁止。雨が降ったらレインコートを着てくださいとのこと。(各自持参)ここはリスクがありますね。雨か~。一ヶ月前に雨は予想しにくいですね。

他に「まなび席」というのがあって、これは平安神宮道の中の観覧席で、更にイヤホン解説などもついている学びができる席ということですね。

合計7400枚のチケットですが、そのうち3000枚は団体席なので、個人で申し込む方は4400枚。どうしても座りたい方は来年は申込みの日に頑張ったほうが良さそうですね~。

きれいな写真や動画を撮りたい人は

時代祭の行列を見るときにおすすめなのは、背景に余計なものが映らない場所じゃないかなと思うんですね。

そうすると当然、京都御所。足元は玉砂利で広大な敷地の中ですので、人もたくさん入れます。

観覧席があって、そこの映り込みとか、あとは行列の両サイドに観ている人が立っているので、映り込みを考えるとどの位置で撮るかは好みになるとおもいます。開始の数時間前には場所取りしていないと難しいでしょうね。出発が12時なので9時くらいには陣取りしましょうか。

有料観覧席は三脚使えないのですが、こういう立ち見の場所なら邪魔にならなければ三脚使えますし、御所の中なら小さなレジャーシート引いて、座ることもできますよね。

小さないすを用意したら、快適でしょうね。

トイレはすごく混むので、その部分は不便かもしれませんが、もう熱中症の季節ではないので行列前の水分を控えめにして頑張るとか工夫が必要かもしれません。

背景としては門もおすすめです。行列が出ていく南側の門(堺町御門)。門と行列、下は砂利。松の木も生えていて映えると思います。ここは撮影するプロの人が多いので、その近くで撮れたらいいアングルじゃないかなと思うのです。

こだわらないよ!観れたらいいよ!という方は

ただ、行列と一緒に街を歩きながら観るという見方もできると思うんです。通常の人の歩く速さよりも行列が遅いので。ぷらぷら歩きながら時々立ち止まって撮れたらとるわ~という方は、特に場所を決めずに散策しながら行列についていくというのもいいかもしれませんね。

角を曲がる時は行列が更にスピードを落とすと思いますし、そういうポイントで撮るのもいいかもしれませんね。

三条の通りは比較的人が少ないという情報もあります。歩きながらいい場所をさがすのもおすすめですね。なんせ、4キロ以上ルートがありますから。

時々何か買って食べながらとかね。鴨川渡る時は気持ちが良さそうですし。

お弁当を鴨川の三条大橋の河原で食べて、のんびりしてから14時前に行列が橋を渡るのでその前に場所を決めてそこで立って観るとかね。歩いて行列についていくとか。

いろいろな観覧ができると思います。

車で行く?交通機関で行く?

京都は駐車場多いので、家族が多くて車のほうが安いし楽!なんて場合には車で来てもいいと思います。ただ、行列付近は交通規制で車の出し入れができなくなる可能性もあるので、ちょっと離れたところに止めましょう。

祭りの観覧をしたあとに京都の散策をして、最後にどこで車に乗りたいか!を逆算して停めておくのもいいですよね。停めたところから交通機関で祭りに行けばいいのだし。

予約ができる駐車場もありますし、リアルタイムで空きがわかる時代なので、駐車場難民になるような事態は避けていきましょう。

交通機関の場合は京阪(けいはん)や地下鉄をうまく利用して移動してくださいね。

外国人観光客がバスを多く利用するので、バスはぎゅうぎゅう詰めのこともあってあまりおすすめしませんが、フリーパスを持っていたらぜひ利用してくださいね。本数が多いので便利です。

京都の街中はFree Wi-Fiが使える場所が多いです。バス停付近とか。このあたりも上手に利用して、快適にすごしてください。

まとめ

京都三大祭の一つ 時代祭の「時代行列」。

2023年は10月22日日曜に開催されました。

場所は京都御所から平安神宮までのルート。4キロ以上。

約2000人からなる市民が扮装した時代ごとの人物の行列が見どころです。

観覧席を事前に有料で予約している場合は着席で観覧。立ち見の場合は無料で、好きな場所から観覧できる。邪魔にならなければ歩きながら行列を観ることもできます。

2023年3年ぶりに開催された時代祭。毎年10月22日と曜日関係なしに日付で行われている行事で、2023年ははたまたま日曜日でした!

2024年は火曜日です。

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