ウミガメのスープ と聞いてあなたは何を思いますか?
この記事では「ウミガメのスープ」についてわかりやすくお伝えします。
🌊 ウミガメのスープとは?

「ウミガメのスープ」とは、水平思考クイズ(または「はい・いいえクイズ」)と呼ばれるパズルゲームの代表的な問題の一つです。
プレイヤーは出題者に対して「はい」か「いいえ」で答えられる質問を繰り返しながら、隠された真相を解き明かしていきます。
このクイズの面白いところは、最初に提示される情報が非常に少なく、常識を覆すような意外な真相にたどり着く点です。
ひらめきや推理力が試されるため、多くの人が夢中になります。
🌟 水平思考クイズの生みの親
水平思考クイズの概念を広めたのは、イギリスの作家・パズル作家であるポール・スローン(Paul Sloane)です。彼は「Lateral Thinking Puzzles(水平思考パズル)」という書籍シリーズを執筆し、多くのユニークなクイズを世に送り出しました。
「ウミガメのスープ」として有名な問題も、この水平思考パズルの一つとして広まりました。スローンの考えた問題は、単なる論理的な推理だけでなく、発想の転換や柔軟な思考を必要とするのが特徴です。
🍳 衝撃の元ネタ「人肉スープ」の真相
問題:
男はレストランでウミガメのスープを注文し、一口飲んだ瞬間に顔色を変えた。そして、店員に「これは本当にウミガメのスープですか?」と尋ねた。店員が「はい」と答えると、男は静かに席を立ち、自ら命を絶った。一体なぜ?
解答:
男は過去に遭難した経験があり、その際に仲間から「これはウミガメのスープだ」と言われて食事を与えられた。しかし、実際には人肉だった。今回、レストランで本物のウミガメのスープを口にしたことで、過去に食べたものが人肉だったと気づき、ショックのあまり命を絶った。
この問題の持つ衝撃的なストーリー性が話題を呼び、「ウミガメのスープ」という名前が水平思考クイズの代名詞として定着しました。
🤖 水平思考クイズの魅力

水平思考クイズの醍醐味は、「固定観念にとらわれずに考えること」にあります。
日常では当たり前だと思っていることが、クイズの世界ではまったく違った意味を持つことがあり、そのギャップが解決時の爽快感を生み出します。
また、友人や家族と一緒に遊ぶと、質問を通して思考を共有できるので、コミュニケーションツールとしても優れています。
最近ではYouTubeやSNSでも「ウミガメのスープ」形式のクイズが流行しており、新たな楽しみ方が広がっています。
👩👧 会話で学ぶウミガメのスープ
登場人物:
- ユイ(好奇心旺盛でクイズ好き)
- アカリ(推理が得意で鋭い)
ユイ: 「ねえねえアカリ、ウミガメのスープって知ってる?」
アカリ: 「聞いたことあるけど、どんな話なの?」
ユイ: 「すごく有名な水平思考クイズなんだけどね、もともとはめちゃくちゃ衝撃的なストーリーなの。」
アカリ: 「え、気になる!どんな話なの?」
ユイ: 「ある男がレストランでウミガメのスープを飲んで、自ら命を絶つの。なんでだと思う?」
アカリ: 「ええ!?全然わからない…」
ユイ: 「実はこの男、昔遭難してたの。そのとき、食料がなくなってどうしても死んでしまった仲間を食べなくてはいけなくなった。絶対に仲間を食べたりしないと誓っていた男に他の仲間が『これはウミガメのスープだから安心して食べて』って言われてスープを飲んだの。でも本当は人肉だったの。」
アカリ: 「うわ…悲しすぎる…」
ユイ: 「で、男はレストランで本物のウミガメのスープを飲んで、味が違うことに気づいて、過去の真実を知っちゃったんだよ。そしてショックをうけて死んでしまうの。」
アカリ: 「そんな話が元になってたんだね…」
ユイ: 「そう!ちょっとダークで衝撃的だよね。でも最近はもっと気軽に楽しめる水平思考クイズが増えてるんだよ!」
オリジナルの問題に挑戦!
ユイ: 「アカリ、新しいウミガメのスープの問題を考えたよ。挑戦する?」
アカリ: 「うん、やってみる!」
ユイ: 「じゃあ、問題はこれ。『ある男性が自宅で料理をしていた。突然、停電が起きたが、男性は料理を続けた。しかし、数分後に男性は泣き崩れた。なぜ?』これについて質問してね。」
アカリ: 「わかった。まず、その男性は一人で料理してた?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「停電は予期せず起きたの?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「男性が泣いたのは、料理に失敗したから?」
ユイ: 「いいえ。」
アカリ: 「停電と関係ある理由で泣いたの?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「その料理は誰かのために作ってた?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「大切な人のために作ってた?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「その大切な人と会えなくなったから泣いたの?」
ユイ: 「いいえ。」
アカリ: 「停電で何か見えなくなったものがある?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「見えなくなったものは料理に関係ある?」
ユイ: 「はい。」
アカリ: 「その見えなくなったものは、レシピ?」
ユイ: 「いいえ。」
アカリ: 「料理の材料?」
ユイ: 「いいえ。」
アカリ: 「あ、もしかして…写真?」
ユイ: 「はい!」
アカリ: 「亡くなった人の写真を見ながら料理してたの?」
ユイ: 「はい、正解!実は男性は最近亡くなった奥さんの命日のために料理を作っていたの。奥さんの写真を見ながら作っていたけど、停電で写真が見えなくなってしまって…」
アカリ: 「なるほど…切ない話だね。でも、奥さんへの愛情が伝わってくるわ。」
ユイ: 「うん、そうなんだ。難しかった?」
アカリ: 「難しかった!途中で男性の姿が目に浮かんできたよ!」
📝 まとめ
「ウミガメのスープ」は、ただのクイズではなく、柔軟な発想力や推理力を鍛える素晴らしい遊びです。
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そのルーツには衝撃的なストーリーがあるものの、現在では幅広いジャンルの問題が作られ、多くの人に楽しまれています。
ぜひ、友人や家族と一緒に挑戦し、新たな謎解きを楽しんでみてください!
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