れいわ新選組の山本太郎代表が、突如として参議院議員の辞職を発表しました。
日本中に衝撃が走ったこのニュースですが、その理由は政治的なものではなく、自身の「命」に関わる重大な病気でした。
病名は「多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)」。
しかも本人の口からは「まだなっていない(発症前)」という聞き慣れない説明がありました。
一体どういうことなのか、気になる病状や発見の経緯を詳しくまとめました。
1. 「多発性骨髄腫」の一歩手前とはどんな状態?
多発性骨髄腫は、血液のがんの一種です。
本来、体を守るはずの「形質細胞」ががん化して増殖し、骨を溶かしたり、腎不全を起こしたり、貧血を招いたりします。
山本さんの場合は、まだそれらの症状が出ていない「一歩手前(医学的には『くすぶり型』と呼ばれる段階)」だといいます。
- まだ病気ではないけれど…
今すぐ何かが起きるわけではないが、放置すれば数年以内に100%の確率で発症し、命を落とす危険がある状態。 - 爆弾を抱えている状態
本人は「死ぬ気でやってきたが、本当に死ぬ手前だった」と語っています。
今このタイミングで治療に専念することが、将来の「発症」を食い止める唯一の手段だったのです。
2. どうやって見つけたのか?「早期発見」の経緯
この病気は通常、骨折や強い腰痛、激しい倦怠感など、症状が出てから見つかることが多いのですが、山本さんの場合は「無症状」でした。
発見のきっかけは、昨秋に受けた「人間ドック」です。
- 血液検査の異常
通常の健康診断の血液検査で、たんぱく質の数値などに「おや?」という兆候が出ました。 - 精密検査(骨髄検査)へ
その後、専門の病院で「マルク(骨髄穿刺)」という、腰の骨に針を刺して骨髄液を抜く痛みを伴う検査を受け、今回の診断に至ったそうです。
「忙しいから」と検査を後回しにしていたら、数年後には手遅れになっていたかもしれません。
まさに、定期検診が命を繋ぎ止めた形です。
3. 今後の活動と私たちの教訓
山本さんは議員は辞職しますが、党の代表としての「意思決定」は続けていく意向です。
51歳という、働き盛りでまだまだ若い年齢での診断。
このニュースは他人事ではありませんよね。
- 自覚症状がなくても体の中で何かが起きているかもしれない。
- 「おかしいな」と思わなくても、定期的にプロ(医師)のチェックを受ける。
山本さんの決断は、私たちに「自分の体と向き合う大切さ」を改めて教えてくれた気がします。
【保存版】健康診断の結果で見る「多発性骨髄腫」のチェックリスト
山本太郎さんのように「無症状」で病気を見つけるために、血液検査のどの項目に注目すべきかを解説します。
1. 【精密・詳細版】人間ドックなどの結果がある方
通常の健診より項目が多い場合、以下の「タンパク質」のバランスを必ずチェックしてください。
- 総蛋白(TP)
基準値は6.5〜8.0g/dL前後。9.0を超えるなど異常に高い場合は要注意です。 - A/G比(アルブミン/グロブリン比)
基準値は1.2〜2.0。1.0を切るなど極端に低い場合、血液中に変なタンパク(グロブリンの一種)が増えているサインかもしれません。 - アルブミン(Alb)
多発性骨髄腫が進行すると、逆にこの数値が下がることがあります(3.5g/dL以下など)。
2. 【簡易・標準版】一般的な健康診断の結果がある方
お手元にあるような、基本的な項目だけでも「隠れたサイン」が見つかることがあります。
- 血色素量(ヘモグロビン/Hb)
血液のがん細胞が骨髄の中で増えると、正常な血液が作れなくなります。
「最近、急に貧血ぎみになった(10g/dL以下など)」という方は、一度詳しく調べる価値があります。 - 尿蛋白(定性)
腎臓に負担がかかると尿にタンパクが漏れます。「(+)」や「(2+)」が続く場合は、ただの疲れと思わず再検査を受けましょう。 - 赤血球数
ヘモグロビンと同様に、理由もなく数値が下がっていないか確認してください。
自分の体を「過信」しない。
山本さんのニュースは、まさに私たち世代への警鐘ですよね。
数値が少し外れているからといって、すぐ病気というわけではありません。
でも、山本太郎さんのように『一歩手前』で見つけることができれば、選べる選択肢も増えます。
もし気になる数値があれば、血液内科という専門の科を受診してみてくださいね。

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