元プロ格闘家の一ノ瀬ワタルさんの口癖が可愛いと話題です。
「ちゃし」「そうっすなぁ」などの言葉を使われる一ノ瀬ワタルさんの口癖を調べてみました。
結論から言うと、「ちゃし」も「そうっすなぁ」も方言ではありませんでした。
では一体なんなのか、お伝えしますね。
一ノ瀬ワタル
1985年福岡県久留米市生まれ 佐賀県出身
元プロ格闘家 現在は俳優
Netflixオリジナル配信ドラマの「サンクチュアリ‐聖域‐」で力士役で主演を果たすと、国内外で大きな話題になった。
ちゃし
福岡の方言でも佐賀の方言でもない
一ノ瀬ワタルさんの口癖の一つに「ちゃし」があります。
福岡県生まれ佐賀県出身ということで、福岡や佐賀の方言と思い調べてみました。
福岡の方言で語尾に「ち」「ちゃ」がつくものがあります。
聞き返すときに「なんち?」などと使うようです。
博多では「ちゃん」を語尾に付けて、○○だけど という意味で使うそうです。
また、佐賀の方言では「ちゃー」が「鯛」でしたが、そのほかに「ちゃし」に近い言葉のものはありませんでした。
「ちゃし」は生まれた場所や出身地の方言ではないようです。
きっかけは映画の撮影
一ノ瀬ワタルさんの出演した作品の一つに「サンクチュアリ‐聖域‐」という相撲映画があります。
Netflix公式より引用サンクチュアリ -聖域- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト体は屈強だが、投げやりな性格の青年が相撲部屋に入門。力士になった彼はとがった振る舞いでファンを魅了しながら、伝統と格式を重んじる角界を揺るがしていく。
一ノ瀬ワタルさんはこの映画で力士を演じ、身体づくりや相撲の指導を受けるため役1年間練習を重ねたそうです。そのとき一番最初に教わった言葉が「ちゃし」。
この「ちゃし」という言葉は力士であればスタンダードに使う言葉だそうです。
もとは「ごっつあんです」が省略されて「ちゃし」になったそう。
各界(相撲の世界)ではこの「ごっつあんです」の省略形「ちゃし」を日常的な声掛けや返答に使うそうです。
つまり「ちゃし」は、映画の撮影で力士役をやったことによる、お気に入りの口癖というところでしょうか。
そうっすなぁ
方言ではない
「そうっすなぁ」も調べてみました。同様に福岡、佐賀の方言ではありませんでした。
関西に、◯◯すな という言葉がありますが、これは「◯◯するな」という意味になりますね。
意味あいが違うのでこれも違います。
まさかの自分発
調べてみると学生の頃からの口癖だそうです。
「造語みたいなものです」と質問に答えている映像もありました。
そうっすなぁ が女子に人気だったりするのですが、これが自分初の造語ってことで、言葉のセンスがいいなという印象です。
まとめ
人気の一ノ瀬ワタルさんのかわいい口癖について調べてみました。
方言ではなく、「ちゃし」は撮影の際に教えてもらった力士の挨拶言葉。
「そうっすなぁ」は自分で編み出した造語でした。
大人気の一ノ瀬ワタルさん。
口癖だけでなく性格もとてもかわいい印象なので、これからもどんどん俳優として頑張ってもらいたいですね。
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