大河でおなじみ、天下泰平の徳川家康が、行列で練り歩く。そんな行事があるんです。
今回は「家康行列」に少しだけ詳しくなっちゃいましょう。
家康行列
家康行列とは？
愛知県岡崎市で毎年春に行われている行事です。毎年4月の第1または第2日曜日に桜まつりのイベントとして開催される行列です。
岡崎城は家康が生まれた城なんです。そして第二の主役、本多忠勝。
幼少のころから家康に仕えていた岡崎生まれの本多忠勝。その子孫が江戸中期には岡崎藩主になりました。明治時代には本多忠勝の子孫が岡崎城跡を市民の憩いの場にと、寄付します。
岡崎の人たちにとっての徳川家康と本多忠勝は、とっても深い縁があるんです。
この2人を祀った神社が龍城神社（たつきじんじゃ）といって、岡崎城の本丸に鎮座します。諸願成就や開運守護の社だそうです。
江戸時代、映世神社という名前だったころに行軍の儀式をおこなっていたのが起源で、1876年に東照宮と合併して龍城神社になってからは、家康の忌日である4月17日が祭の日にかわりました。
1948年に火事が起きて、行列は行われなくなります。が、1955年に「家康祭り」として武者行列が復活しました。
現在では桜の季節にあわせて、4月上旬の日曜日に開催されています。
いつどこで？
2023年は春の開催が延期になり、代わりに10月28日土曜の開催となりました。
場所は出発地点が「伊賀八幡宮」ゴールが岡崎公園近くの「乙川河川敷」約2キロのコースです。
岡崎市公式より
スタート地点の伊賀八幡宮は家康が常に戦勝祈願をしていた神社です。愛知環状鉄道「北岡崎」駅下車 徒歩9分です。
ゴール地点の乙側河川敷は整備されたきれいな河川敷です。祭りのときには多くの屋台が並びます。名古屋鉄道（名鉄） 「岡崎公園前駅」下車 徒歩10分です。
祭り当日は市の臨時駐車場が作られたり、岡崎公園の近くにもともと大きな駐車場があったりするので、早く現地入りしたら停めることができるはずですが、予約のできる駐車場や、料金の違いもあるので、事前によく調べてから車でむかってくださいね！
だれか有名人が来る？
2023年の特別出演者はこのように発表されています。大河ドラマどうする家康のキャストから。
山田裕貴（やまだゆうき）さん 本多忠勝 役
杉野遥亮（すぎのようすけ）さん 榊原康政 役
板垣 李光人（いたがきりひと）さん 井伊直政 役
北川景子（きたがわけいこ）さん お市／茶々 役
家康は来ないの～？サプライズゲストで来てくれたらいいのにね！
無料の観覧ゾーン
沿道の立ち見観覧ゾーンと、河川敷の着席観覧ゾーンの二箇所です。事前に申し込みをして抽選で当選した場合に観覧できます。
有名人が来ても、観覧ゾーン付近しか来てくれません。無料なので申し込むしかないですね！
2023年は合計10000人分用意されました。
市民じゃなくても申し込めます。小学生以上は申込みが必要です。当日は本人確認があります。ベビーカーの持ち込みは不可です。
申込みは祭りの一ヶ月以上前になるので公式サイトをよくチェックしてくださいね。
もちろん無料の観覧可能
無料の場所からも芸能人がみえた！とつぶやかれることが多いですよね。ワンチャンあるかも。当選に漏れても、そもそもチケット申込みしてなくても、家康行列は無料の観覧ポイントが多いので楽しめそうですよ！
市民500人による当時の服装での行列、すごいと思います！
行けなくても配信で！
今はネットの時代だよ～！てことで、配信してくれます！14時からです。
NHK名古屋局公式より
おすすめ岡崎は？
岡崎といえば オカザえもん
祭りでも会えるかなあ？？グッズもあるよ。シュール！
岡崎の特産は八丁味噌！その昔、岡崎城から八丁（870ｍくらい）ほど西に行った場所で作られた味噌ということでつけられた名前だそうですよ。
いま、八丁味噌を作っているのは、2軒のみ。「カクキュー」と「まるや」
カクキュー派か、まるや派 あなたはどっち！？買って帰ろう～♪どう違うんだろうね
岡崎のご当地グルメは「岡崎まぜめん」
面白いのは、「八丁味噌」「油」「食材の産地」には決まりがあるけれど、混ぜて食べられる麺料理ならジャンルを問わないということ。ラーメンでもそばでもパスタでも。
まとめ
2023年10月28日土曜日 愛知県岡崎市で「家康行列」が開催されます。
特別ゲストは大河ドラマどうする家康から、四名が君臨。
特別観覧エリアのチケットは販売が終わってますが、無料エリアからも当然楽しめます！
早めに駐車場を確保すれば車という選択肢もありそう。
毎年桜の季節ですが、今年は秋の開催。爽やかな秋の風を感じながらの家康行列にぜひ行かれてみてください！
グルメの町岡崎で、美味しいものを探すのもいいですね♪
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