春のドラマがいろいろと始まっていますね。
その中でも注目の「東京タワー」について、この記事では簡単にお伝えします。
原作者
作者
江國香織(えくにかおり)
1964年生まれ。東京出身。
透明感のある、情景を心に描くことができるような描写の文章を書く作家さんです。
もともとは童話作家。
文章にひらがなを多く用いるスタイルが特徴的。
風景や匂いや空間の描写を細かく書き、手に取るようにその場の雰囲気がわかるような繊細な表現が得意。
多くの文学賞を受賞しています。
代表作
たくさんありますが、有名なのは
「情熱と冷静の間 Rosso」
辻仁成さんとの交互連載で完成した小説。辻さんは「Blu」。映画化もされました。
竹野内豊さんでしたね。お相手は「ケリー・チャン」さん
「間宮兄弟」これも映画化されました。
佐々木蔵之介さん、塚地武雅さん(ドランクドラゴン)が兄弟役でした。
など。
東京タワー
原作「東京タワー」
江國香織の書いた恋愛小説。
2001年に発売。
内容は東京を舞台に二組の年の差がある不倫カップルの恋愛を描いています。
原作ではハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、読み手がその先を想像するような終わり方になっています。
映画「東京タワー」
2005年に公開された。
キャストは黒木瞳、岡田准一。松本潤、寺島しのぶ。
韓国ドラマ「密会」
2014年3月から5月まで放送された韓国のテレビドラマ。
原案を「東京タワー」として制作。
ドラマ「東京タワー」
テレビ朝日系列で2024年4月20日土曜23時から放送。
キャストは永瀬廉、板谷由夏。松田元太、MEGUMI。など
ドラマの設定を簡単に
第一話が始まっているのでわかっている情報でまとめます。
原作の通り主人公の小島透(永瀬廉)は医大生の設定。21歳。
不倫相手となる浅野詩史(板谷由夏)は建築家。(原作ではセレクトショップのオーナー)。45歳。
二周り差の設定ですね。
この二人が恋に落ち、穏やかな透は一途に詩史を思い続ける。
原作では冷静な詩史は常に家庭を守りながら透とは時に情熱的に付き合うという設定で、透はそんな詩史に対しさみしい思いを持ちながら、それでも大好きで待ち続けるといった印象。
二人の未来がどうなるのかも気になりますが、どんな映像での効果でドキドキ・ワクワクさせてくれるのかが期待できますね。
江國さんの文章はリアルに書く部分もあるので、そういう描写が実写化したときに、しかも令和のドラマでどのように描いていくのかがとても気になります。
まとめ
テレビ朝日系列で2024年4月20日土曜23時から放送。テレビドラマ「東京タワー」
キャストは永瀬廉、板谷由夏。松田元太、MEGUMI。
原作は江國香織さんの小説「東京タワー」。
大学生の男子と年上の女性との不倫という恋愛の形が2組。
それぞれの恋愛を描いていくストーリー。
単行本化されたときの本の帯にかかれていたキャッチは
「恋はするものじゃなく、落ちるものだ。」
でした。するつもりがなくてもいつの間にか落ちているということでしょうね。
原作にはっきりとしたエンディングがないので、ドラマではどのような結末になっていくのかがとても気になります。
個人的には小島透が永瀬廉さんのイメージとぴったり合っているなあという印象。
時間帯も23時なので、少々情熱的に制作されるのかな?という気もします。
初回がとてもドキドキの多い回だったので、最終話までとても楽しみです。
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