2023年のプロ野球12球団合同トライアウトが行われます。
今回はこのトライアウトって何?という疑問を解消していきましょう。
プロ野球12球団合同トライアウト
トライアウトとは?
英語の意味を調べると、「スポーツチームの入団テスト、適性試験」と出てきます。
トライアウトとは、入団を希望する選手が球団の入団テストを受けることを言います。
日本のプロ野球では12球団合同で行っています。
誰が対象なの?
自由契約選手が対象です。
自由契約選手とは、来年度契約を結びませんよ!という「戦力外通告」を受けた選手のことを言います。
戦力外通告を受けた選手は、来年度もプロ野球選手としてプレーしたい場合は、12月に入ってから「自由契約選手」として自由に球団探しをすることができます。
スカウトをこの時に受ける選手もいるでしょうね。
でも、戦力外通告を受けて、スカウトの打診も、育成再契約の打診もなかった場合には、この「合同トライアウト」を受けて返り咲くという方法が取れるんです。
また、一度でもプロ野球選手だった人は受けることができるので、ブランクを経てテストを受けることも可能です。
とはいえ。狭き門。
トライアウトは毎年ありますが、このテストに合格して移籍できた人は毎年数名程なんです。
ただ、戦力外通告にもいろいろな理由があるので、戦力外通告された選手を獲得するいい機会として球団の方がトライアウトを受けることを選手に事前に勧めるケースもあるようです。
もっとも、本気でその選手が欲しかったらトライアウト前にスカウトするはずなので、トライアウトに出る選手というのはかなり切羽詰まっていると言えるのではないでしょうか。
どういう事をするの?
テストを受ける選手同士で試合形式のテストをします。
シート打撃形式といって、実際に守備もいて、塁にも走者がいるという形式です。
ワンボールワンストライクから始まるそうですよ。
投手の場合は打者3名と対戦をすることや、野手の場合には異なる投手と数打席対戦をすることが公表されています。
どこで観ることができるの?
12球団が毎年持ち回りでトライアウトの会場を提供します。コロナ禍は観戦ができなかったこともありましたが、通常は観ることができます。
2023年は日本ハムファイターズが担当で、場所は千葉県の鎌ケ谷スタジアムです。
テレビでの無料放送はなく、有料のチャンネルでの放送のみとなっています。2023年はスカパーのチャンネルで「フジテレビONE」で観ることができます。
スカバーは初月無料なので、これだけを観て解約ということも、できます。
何人くらい合格するの?
数人の合格者が出るか出ないか、という世界のようです。
まとめ
2023年のプロ野球合同トライアウトが11月15日に千葉のファイターズ鎌ケ谷スタジアムにておこなわれます。観戦は有料ですがチケットがとれれば球場で観ることができます。
トライアウトは自由契約になった選手が移籍を希望できるように、12球団が合同で入団テストを行う場ということになります。
狭き門ですが、毎年数名の合格者も出るようです。
テレビでの無料の放映はありませんが、今年はスカパーのフジテレビONEにて視聴可能です。(スカパーは初月無料)。
戦力外通告を受けた選手の返り咲きの場なので、ファンならずとも、気合の入った入団テストを観るのはすごい機会かもしれませんね。
一人でも多くの選手が、また球団で活躍できるといいですね!
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