MBTI診断が流行っていますね。
この記事では、どのように診断を受けるのか。
どのような結果がでてくるのか。
などについてお伝えします。
MBTIと16Personalities
ところでみなさん。
無料で受けられるMBTIはMBTIじゃないって知ってました?
多分皆さんがMBTIだと思っている、ネット上で無料で受けられるものは、実はMBTIではありません。
みつばんも最初は無料のものが友達から送られてきて、その診断をして、それからネットで検索していっぱいあるなーと思い、今度は公式ホームページを読みました。
そこで知ったこと。
MBTIは無料では受けられないこと。
もっともっと丁寧で厳格で、MBTIは時間をかけて自分探しをしていく方法だということ。
その際は有資格者の助言が必須だということ。
つまり。
いまネット上で、出回っているMBTIだと思っている診断テストは、MBTIというものではないということです。どういうこと?
ユング由来のMBTIと、今流行っている16Personalities
つまり、2つあるということです。
MBTIというものも存在するし、16PersonalitiesというみんながMBTIだと思っているものも存在するということです。
どうしてそんな勘違いが起きてしまったの!?
そもそも16Personalitiesの公式のページにはどこにも「MBTI」という表記はありません。
つまり勝手に勘違いされちゃった!?ってこと??
自己責任で方法を選ぼう
そもそものMBTIは「ユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査」(公式より)
であり、
16PersonalitiesはMBTIだと思われていますが、MBTIとは全く別の、無料でできる性格診断テストです。
無料で簡単にできるので爆発的に人気が出て、MBTIと勘違いされたことで、いまは多くの人が「MBTI」だと思いこんでいますが、正式名称は「16Personalities性格診断テスト」です。
2つは全く別の診断方法で、無料有料の違いもあり、診断結果も全く違うそうです。
16Personalitiesはピッタリの職業などがでてきますが、MBTIはそういった結果はでません。
違いをお伝えしますので、自分が知りたいのはどちらの診断テストか、選んでくださいね。
無料の診断結果は簡易検査であること、セルフ検査であることを踏まえ、重く受け止めずにゲーム感覚で「楽しむ」目的を持って受け止めてくださいね。
診断結果によって落ちてしまうタイプの方は、簡易的なものはあまり検査しないほうがいいかもしれません。プロがしっかりと監修してくれる環境下で自分探しをしたほうがいいのかも。
無料の16Personalities性格診断テストはあくまでも自己責任で、楽しみながらテストしてみてください。
MBTI診断
考案した人
アメリカ人のキャサリンさんとイザベルさん。
キャサリンがお母さんで、イザベルが娘さん。
お母さんの名字はブリックス。
娘の名字はマイヤーズ。
MBTIのMは娘の名字のマイヤーズ。
MBTIのBはお母さんの名字のブリックス。
このMBTIは
「Myers-Briggs Type Indicator」
↓
「マイヤーズ・ブリックス・タイプ・指標」
という名称なんです。
いつからあるの?
初版は1962年に発表されました。
それからいままでずっと研究と再構築がかさねられて変化を続けています。
作られた目的は?
スイスの精神分析家 C.Gユングという人がいます。
深層心理について研究し、分析心理学を創始しました。
1923年に『Psychological Type』英訳を出版した際、アメリカのキャサリンがそれを読み、深く感動します。
キャサリンはユングの本を読む前から「人の違い」「多様性」に興味をもっていて、独自の理論を作り上げていました。
ユングに直接手紙を書いて、本人の許可を取り、ユングの心理学的タイプ論をもとに心理検査の開発に着手しました。
このMBTIが作られた目的は、人を分類したり性格を診断したりすることではないと、公式のMBTI協会が名言しています。
最大の目的は
「一人ひとりが、自分の心を理解するための座標軸として用いること」
です。
アメリカでのMBTI
アメリカでは日常的にメジャーなツールとして様々な場面でMBTIが使われています。
メジャーリーグのようなチームスポーツ業界では個々の多様性を理解するために、採用されています。
医療業界では医療ミスを防ぐために、定期的にMBTI研修を設け、チーム医療を円滑に進められるように活用されているそうです。
カウンセリングの場でも、最初にMBTI診断を行い、その結果からアプローチしていくという方法が多く取られているそうです。
多様性の国、自由の国だからこそかもしれませんが、その人の持っている考え方・捉え方の指標を明確にして、「人は違う」を前提にしたアプローチができるというのは本当にすごいと思います。
誰かが無理をして合わせるのではなく、それぞれの違いを受け止め、違いごと活かす。
そのためのツールとして最大限利用しているということですね。
MBTI診断をうけるには
公式のページから申し込みをして、テキストが送られてくるのでその書類を手元において、当日はオンライン診断となります。
1ヶ月先までの予約がとれるようですが、大人気ですべて予約がいっぱい。キャンセル待ち表記がありました。
大人が受ける一番最初のベーシックの体験セッションコースで、16170円(テキスト代込)です。
当日は10時から17時30分、Zoom(カメラあり)を使用になり、最大10人までのセッションになります。
日本MBTI協会公式HPより[公式]日本MBTI協会 | こころの利き手™を見つけよう一般社団法人日本MBTI協会(Japan MBTI Association)は、心理学的タイプ論(Psychological Type)をもとに、米国の親娘K.C.BriggsとI.B.Myersによって開発されたサイコロジカル・インスツルメント、MBTI/Myers-Briggs Type Indicatorの倫理的...
16Personalities性格診断テスト(通称MBTI)みんなが無料で行ってるほう
ネット上で質問にどんどん回答していくものになります。無料です。
所要時間は?
みつばんがやったときは6分ほどかかったと思います。問題数は多く60問あります。
言い回し的に難しい問題もありました。そこで戸惑って悩むのですこし時間がかかりました。
世の中の子どもたちやっているみたいですけど、あの表記の言葉の読解力があるとしたらそれは逆にすごいなと思います。
ぱっぱっと質問に答えることができる人はもっと早く終われると思います。
質問の最後に男女を選択するところがあります。(診断結果に男女の反映はありません、アバターの作成に必要とただし書きがありました。)
難しい?
簡単だと思いました。無料なので気軽にできます。個人情報の入力も性別以外はないので安心です。
テストの内容に関しては、もともと性格診断テストの問題や回答の方法って曖昧だったりするので、「こういう場合にはこうだけど、こういう場合にはこうだよなー」とか思い始めると難しいものですが、直感で進むと簡単に終わります。
なんとなくニュアンスで進める方が手軽でいいような気もしました。それなら簡単に答えられます。
診断結果に種類がある
診断タイプはアルファベットで表される
ちなみにMBTIも16Personalities性格診断テストも、診断タイプがアルファベット表記なのは一緒だそうです。だから似すぎてて間違えたのでしょうか?
4つのアルファベットの意味
全員4つのアルファベットで表されます。
先頭のアルファベットは内向型か外向型かの違い。
他の3つに関しても意味があります。
先頭 EとIどちらか Eは外交型 Iは内向型
2行目 SとNどちらか Sは感覚型 Nは直感型
3行目 TとFどちらか Tは思考型 Fは感情型
4行目 JとPどちらか Jは判断型 Pは知覚型
例えば、外向型で感覚型で思考型で判断型ならばESTJ(イーエスティージェイ)となります。
これがいま、「私は○○○○だった~」などと教え合うツールとなります。
血液型何型?と聞かれるのと同様に「MBTI何だった?」と聞きあう。(MBTIではないが)
最後についているTとA
さらに 4つのアルファベットのおしりにTやAが付きます。
(16Personalities性格診断テスト独自のもの)
これはざっくりいうとストレスに強いタイプかどうかという指標です。
Tはストレスや批判に弱く、ネガティブ傾向で自己肯定感が低い。人の感情の変化を敏感に汲み取れる。視野が広くて敏感。
Aはストレスや批判に強く、ポジティブ傾向で自己肯定感が強い。他人の感情の変化には気づきにくい。周りがみれず鈍感。
と、いう傾向性です。あくまで傾向性。
すべての種類を見てみよう
16Personalities性格診断テストの結果はアルファベットの表記だけでなく、こんな職業に向いている的な、性格判断結果をよりわかりやすくするための工夫がされています。
公式の見解を簡略化して記載します。
分析家グループ
建築家 INTJ(TやAは省略します)
想像力が豊か。戦略的な思考。計画を立てる。
論理学者 INTP
貪欲な知識欲。革新的な発明家。
指揮官 ENTJ
大胆で想像力豊か。強い意志。指導者。道を見つける、切り開く。
討論者 ENTP
賢い。好奇心旺盛。知的挑戦大好き。
外交官グループ
提唱者 INFJ
物静か。神秘的。人々を勇気づける。理想が高い。
仲介者 INFP
詩人。親切。利他主義。良いことのためならいつでも懸命。
主人公 ENFJ
カリスマ性。人々を励ますリーダー。聞く人を魅了。
運動家 ENFP
情熱的。独創力。社交的。自由人。常に笑顔。
番人グループ
管理者 ISTJ
実用的思考。事実が好き。思考の信頼性抜群。
擁護者 ISFJ
献身的。心温かい。大切な人を守る。
幹部 ESTJ
優秀な管理者。ものや人を管理する能力にたける。
領事 ESFJ
思いやりがある。社交的。人気者。人々に手を差し伸べる。
探検家グループ
巨匠 ISTP
大胆。実践的な思考。あらゆる道具を使いこなす。
冒険家 ISFP
柔軟性。魅力がある芸術家。物事を探索し経験する。
起業家 ESTP
賢くエネルギッシュ。鋭い知覚。危険と隣り合わせが好き。
エンターテイナー ESFP
自発性。エネルギッシュ。熱心なエンターテイナー。飽きさせない。
診断結果はもっともっと長く、読みきれないほどです。
検索すれば独自の見解を書いてる人もたくさんいるので、自分がどのタイプか分かるといろいろな結果をみれて楽しめます。(楽しめない人はそれ以上みないようにしましょう。傷ついてしまうことがあるようです。)
まとめ
いま流行りのMBTI診断というのは、無料の「16Personalities性格診断テスト」のことです。
探すと他にも違うものがでてきます。
本家のMBTIは本気で自分探しをしたい、誰かの役に立ちたい人など、時間とお金をかけて真剣に取り組むものです。
いずれにしても公式のページから進むことができますので、興味があればやってみてくださいね。
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