日曜の朝、まだ静かな時間の中で、金曜の予告映像を思い出しては胸が締め付けられています。
吉沢亮さん演じる錦織(にしこり)くんの、あの20秒間の横顔。
そこには、言葉以上の何かが込められている気がしてなりません。
視聴者の間で「不穏すぎる」と話題になっている次週の予告。
今回は、あえて確定的な史実に基づいた未来を追うのではなく、今の彼が抱えている「重圧」と、物語を壊しかねない「ある人物」の影について静かに、かつ大胆に考察してみたいと思います。
1. 異例の「20秒間」が語るもの
予告映像が、ただ一人の人物の表情だけで構成される。
これは朝ドラ史上でも極めて異例な演出です。
制作陣が「これ以上は見せられない」と判断したその裏側には、錦織くんという人間が抱える、あまりにも大きな転機が隠されているように感じます。
彼が見せる、どこか遠くを見つめるような、寂しげな眼差し。
それは根深い「何か」との決別を予感させます。
2. 「誠実さ」という名の重荷
ドラマの中で浮上した「教員免許」の問題。
そして、知事の食い逃げ(ではないのに)不祥事案件による周囲の騒がしさ。
誰よりも真面目で、教育に対して誠実な錦織くんだからこそ、その「小さな嘘」が自分自身を削る鋭い刃になってしまっているのではないでしょうか。
「自分が校長になれば、より多くの人を守れる。けれど、そのためには嘘を抱え続けなければならない」 そんな葛藤が、彼の繊細なメンタルを追い詰めているようで、見ていて胸が痛みます。
3. 松江の冬とハーンの決断
一方、ハーン(ヘブン)の切実な「寒がり」問題も無視できません。
たとえストーブを買える未来があったとしても、松江の底冷えする冬は、彼には過酷すぎます。
私自身も寒いのが苦手なのでわかりますが、冷気は気力を奪います。
彼が「呼ばれて」やってきた松江で、念願の本も完成させた今、この地にとどまる理由はもう見当たらないのかもしれません。
嫌なことが続いたこともあって、更に寒い冬を連想したら。。。
いままでの美しい思い出を寒さで塗り替えてしまう前に次へ進む……それはハーンなりの前向きな選択なのでしょう。
4. 放送界のジンクス…「あさイチ」フラグ
ここで一つ、朝ドラファンなら知っておきたいセオリーがあります。
主要キャストが金曜日の『あさイチ』プレミアムトークに登場するタイミングです。
ファンの間では「出演 = 物語の大きな区切り」という法則が有名です。
今回、この重要な局面で吉沢亮さんの出演が決まったことは、錦織くんの物語がいよいよ最大の山場を迎えることを意味しているのかもしれません。
5. 知事交代という「盾」の消滅
今の錦織くんが立っていられるのは、江藤知事という大きな後ろ盾があるからです。
しかし、あの「食い逃げ騒動」で知事の椅子が危うくなっている今、もしもその盾がなくなった時、彼はどうなるのでしょうか。
万が一このタイミングで新しい知事がやってきて、過去の「特例」を認めないと言い出したら?
彼の誠実さが、皮肉にも彼自身を一番苦しめる凶器になってしまう。そんな嫌な予感が拭えません。
6. 元凶はまさかの…?再浮上する“あいつ”の影
そして、ここが一番の懸念点です。周囲を嗅ぎ回る新聞記者……そう、梶谷(かじたに)です。
ハーン一家を正座や魚の骨の件で追い詰め、借金返済の記事で街の人々の偏見を煽ったあの「あいつ」ならやりかねません。
梶谷が知事の不祥事を追う中で、錦織くんの周辺にたどり着いたらどうなるか。
恐ろしいのは、悪意を持った敵ではなく、「良かれと思って」真実を口にする善意の人です。
良く言えば素直なお人好し、悪く言えば世間知らず。
半分弱さんやそのお友達が「錦織さんは免許がなくても立派にやってきたんだ」と彼を褒めるつもりで話した言葉を、梶谷が「知事の不正人事」として記事にしたら……?
終わりに
セオリー通りになってしまうのか、それとも良い意味で裏切られるのか。
もういまからドキドキですね。
来週は画面の前で毎朝一喜一憂することになりそうです。
どんな結末が待っているんだろう。
ばけばけの錦織週が楽しみです。


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