2024年は演歌界の訃報が続いています。
この記事では、八代亜紀さんに続き訃報のあった「冠二郎さん」「小金沢昇司さん」についてお知らせします。
訃報が続く演歌界
今年に入っての演歌界の訃報をお伝えします。
※享年は実年齢で表記しています
八代亜紀さん
2023年12月30日逝去。発表は1月10日。
享年73歳。死因は「急速進行間質性肺炎」
冠二郎さん
2024年1月1日逝去。発表は1月11日。
享年79歳。死因は「心不全」
小金沢昇司さん
2024年1月11日逝去。発表は1月15日。
享年65歳。死因は「呼吸不全」
体調をくずされたきっかけは?
八代亜紀さん
2023年夏に身体の不調を訴え、入院。治療を続けていました。
八代亜紀さんを襲った病は、膠原病(こうげんびょう)の一種で「抗MDA5抗体陽性皮膚筋炎」という指定難病です。
冠二郎さん
2022年秋に足腰が弱り入院をされました。その後、入退院を繰り返して長期療養中でした。
冠二郎さんには心臓病や糖尿病の持病がありました。また、2013年には口腔がんを発症。
2019年に虚血性心不全の手術をされています。
小金沢昇司さん
2022年に新型コロナウイルスに感染して入院されました。
退院後も肺の調子は戻らず、誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を繰り返されました。
2023年には体調不良で入退院を繰り返すようになっておられました。
どんな人だった?
八代亜紀さん
熊本県八代郡(現在の八代市)出身。歌が大好きで努力家。
災害の支援活動や高齢者支援、保護猫の活動もされている方でした。
八代亜紀さんについては、こちらの記事もご覧ください↓
冠二郎さん
埼玉県出身の演歌歌手。日本コロムビア所属。秩父市の観光大使。
1992年に発売された38枚目のシングル「炎」(ほのお)が大ヒット。
「燃えろ燃えろ燃えろ~」「アイアイッアイライク演歌!」知ってる???
2016年3月31日、72歳の時に31歳年下の女性(41歳)と初めての結婚をしています。
寝るのもお風呂もいつも一緒。いつも手をつないでいる。というラブラブのままずっと仲良しだったようですね。運命を感じているという話もありました。
幸せだったんだろうな。
結婚生活は7年間。残された奥さんはいま48歳かあ。寂しいでしょうね。
一生分の幸せな日々が7年間につまっていたらいいな。
小金沢昇司さん
神奈川県大和市出身。趣味はサーフィンと空手だそう。大和の人でサーフィンなら、場所は湘南かな。
北島三郎さんの付き人を経て、演歌歌手として1988年にデビューしました。
デビュー曲は「おまえさがして」
1992年にCMに起用され、それが元で有名に。
その時のCMは「のど薬」の「フィニッシュコーワ」
「歌手の小金沢くんがつかっているのは フィニッシュコーワ」というナレーションがウケて、新語・流行語大賞の大衆部門「銀賞」もとっています。
2014年に北島音楽事務所から独立し、「ジャパンドリームエンターテイメント」を設立。
「歌で高齢者や児童を激励したい」という夢を叶えるために出発しました。
コロナ禍の2020年11月に、小金沢さんは自動車事故を起こしてしまいます。
これが11月28日で年末に差し掛かっていたことと、理由が「酒気帯び運転」だったことで、すべての出演番組や収録予定だった出演もキャンセルに。差し替えが間に合わなかった番組以外はすべて休止になってしまいました。
謝罪をして芸能活動を休止謹慎発表をしたあと、12月28日には不起訴処分になっているのですが、この時のことがその後の芸能活動に大きな影響を与えてしまいました。
設立した会社・関連会社ともに営業休止状態になり、2021年7月自動車事故から8ヶ月後には負債額6200万円で破産されてしまいました。
そして翌年2022年にコロナに感染し、そこからは肺の機能が弱くなってしまい、呼吸器系で苦しまれたことと思います。きっと自動車事故からのすべてを失っていったストレスで心身ともに弱ってしまわれたんでしょうね。
15日には北島三郎さん(87)が追悼コメントを発表しています。
(抜粋)
「あまりにも哀しくて胸が痛みます。」
「最近は体調を崩していると聞き、心配していました。」
「たくさんの思い出を置いたまま旅立ってしまった。」
「あまりにも若くて早すぎる。お前のことはいつまでも忘れはしないよ。ありがとう…感謝」
北島さんの気持ちを思うと泣いてしまいますね。
本当に、まさか弟子の小金沢さんがこんなに早くお別れされるとは思っていなかったと思います。
まとめ
2024年に入ってから演歌界での訃報が続いています。
八代亜紀さん、冠二郎さん、小金沢昇司さん。
どの方も素晴らしい名曲を歌って歌の世界を盛り上げてくださった方々です。
この記事では、演歌界の訃報についてと、どんな人だったかということを少しだけ書かせて頂きました。
お別れは本当に悲しいですね。
どうか残された方々が、元気をとりもどされますように。
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