
ブロッコリー大好きな人に朗報です!
この記事では今回ブロッコリーに大きな変化が起きるという内容をお伝えします。
ブロッコリーが指定野菜に昇格
指定野菜とは
野菜の中で特に消費量が多く、安定して食卓に届けたほうがいいと認められたものが
「指定野菜」に位置づけらえています。
現時点での指定野菜は?
14品目あります。
キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、じゃがいも、ピーマン、ほうれんそう、レタス
です。
ブロッコリーはいつから指定野菜になるの?
2026年度より。つまり、2026年4月1日から「ブロッコリー」は「指定野菜」になります。
現在2024年1月なので、2年以上先(笑)
指定野菜になるとどうなるの?
指定野菜になった野菜は、「指定産地」が設定されます。
指定野菜の価格がもしも下がってしまった時に、指定産地の農家が来年もその野菜を安定して作ることができるように、安くなった分だけ国が金額を保証して農家に支払う制度があります。
そのため、指定野菜になると毎年安定して出荷できるようになります。
それだけ「重要な野菜」という位置づけです。
つまりそれは、消費者の私達にとって「安定した価格で販売してもらえる」ということ。
ブロッコリーの価格が何倍にもなってしまう!という事態を防げるということなのです。
ブロッコリーは特定野菜
野菜には特定野菜と指定野菜があります。
ブロッコリーは現在「特定野菜」です。
特定野菜とは
重要な野菜と位置づけている「指定野菜」は14品目ですが、その野菜に準ずる野菜として決められている野菜を「特定野菜」と呼びます。
特定野菜にも価格安定制度がありますが、保証される金額の割合などが指定野菜よりも少なくなります。より手厚いのが指定野菜なんですね。
特定野菜の種類は
35種類あります。(28種類は国で一律、残り7種類は地方によって異なる)
一律の28種類を五十音順で紹介。
アスパラガス、いちご、えだまめ、かぶ、かぼちゃ、カリフラワー、かんしょ、グリーンピース、ごぼう、こまつな、さやいんげん、さやえんどう、しゅんぎく、しょうが、すいか、スイ-トコーン、セルリー、そらまめ(乾燥したものを除く。)、ちんげんさい、生しいたけ、にら、にんにく、ふき、ブロッコリ-、みつば、メロン(温室メロンを除く。)、やまのいも、れんこん
そのうち4つは「重要特定野菜」
もうすでに特定野菜の中でも重要視されていたんですね。
どうして選ばれたの?
野菜離れが進んでいるのにも関わらず、出荷量・購入量が増えているため。
ブロッコリー大人気。
ブロッコリーは優秀
人気の食品の特徴は
- 価格が安い
- 調理が楽
- 健康にいい
- 美容にいい
- 味がいい
などの特徴がありますね。
ブロッコリーはどうなんでしょう。
①価格
安い時は100円以下でも買えますね。高い時は300円以上になることも。
②調理が楽
楽ですよね。洗って切ったら(パキって折ってもいい)あとは茹でたり蒸したり炒めたりできます。
ほうれん草のようにシュウ酸を抜く必要もないので、レンジで調理できるし簡単。(高温に弱いので加熱し過ぎに注意)
人参と一緒で油と一緒に調理すると栄養の吸収率があがるので、調理の時に油を使うか、食べる時に油を足すか(マヨネーズやドレッシングなど)工夫するといいですよ。
③健康にいい
β-カロテンが豊富です。体内でビタミンAになります。
目や鼻や粘膜を健康に保ちます。
ビタミンKも豊富なので骨を強くし、止血の効果もあります。
ビタミンCが多いので、免疫力があがり菌やウイルスから身体を守ります。
カリウムが多いので血圧の上昇を抑えます。
鉄を多く含むので貧血予防になります。
DNAの合成に関わる葉酸を多く含むので、妊婦さんは特に多く摂取するといいです。
スルフォラファンを含むので、ピロリ菌の数を減らすことができると言われています。胃の炎症も抑えると言われます。抗酸化作用が高いのでがんや生活習慣病予防効果があります。
食物繊維が多く、特に不溶性食物繊維が多いため町内をきれいにする働きが強いです。便秘解消に一役かってくれます。
④美容にいい
ビタミンCが多いので、メラニンの生成を抑え、コラーゲンの合成を増やします。肌を健康的に保ってくれます。
スルフォラファンの抗酸化作用で老化を防ぎます。
食物繊維の働きでデトックス効果が高いので、肌が綺麗になるのを助けます。
⑤味がいい
それはそれぞれの好みですね(笑)
カリフラワーのほうが好き!という人も見かけます。
「ちいかわ」では、ブロッコリーをうさぎとちいかわが食べていて、ちいかわが「森」と想像しながら泣きながら食べているシーンがありますね。
うさぎは豪快にマヨネーズをかけて食べていました。 マヨ正解ですね。
レンジ調理の時は塩ゆでしてないので、味が足りないですよね。ブロッコリーは塩味と相性がいいです。鰹節としょうゆもいいよ。
スーパーの動向は?
レポート 近所のスーパーで調査
ブロッコリーがお祭りさわぎになっているのでは??と思い、近所のスーパーに行ってみました。
1軒目

あー。普通だ。
徳島県産のブロッコリー199円(税込み215円)
特になにかポップの広告のようなものもなく、平常運転でした。
二軒目

あ!こっちは安い!
熊本県産のブロッコリー98円(税込み105円)
でもやはりポップの広告は見当たらず、普通に特売。98円は安いので買いましょう(笑)。
ブロッコリーが指定野菜になるのは2026年4月からなので、まだ盛り上がらないのでしょうか。
栄養たっぷりで、調理も楽。便利で美味しいブロッコリーを今のうちから定番食材に加えてみてくださいね。
ちなみに低温に強く、低温のほうが保存きくので、ブロッコリーは野菜室ではなく「チルド」おすすめです。(かさばるけど)
また、小分けにして冷凍したらそのまま調理も可能だよ。
まとめ
2026年度からブロッコリーを「指定野菜」に格上げすると、農林水産省が発表しました。
もしも万が一、価格の変動が起こった時に、指定農家で生産ができなくなる!ということを防ぐためのもので、ブロッコリーが国民にとって重要な野菜だという証明になります。
ブロッコリーが選ばれたのは、出荷量や購入量が増えているからだそうで、ブロッコリーが人気の野菜ということが伺えます。
みつばんレポートでは、近所のスーパーでのブロッコリー祭りはありませんでしたが、これからまたどんどんブロッコリーが話題になることは間違いないでしょう。
美味しくて安くて使いやすい食材のブロッコリーは美容にも健康にもいいので、これからもっともっと使っていきたいと思います。
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