最近、音楽の世界でとんでもないビッグニュースが飛び込んできましたね!
岡山出身の若手指揮者、米田覚士(よねだ さとし)さんが、フランスで行われた権威ある「ブザンソン国際若手指揮者コンクール」で見事優勝を果たしたんです!
このコンクール、過去には小澤征爾さんや佐渡裕さんも優勝されている、若手指揮者の登竜門中の登竜門。日本人として11人目の快挙だそうで、本当に素晴らしいことですよね。
そして、好奇心旺盛な私が「おや?」と思ったのは、この米田さん、実はあの人気シンガーソングライターの藤井風さんと同じ高校の出身だという点なんです!
岡山・城東高校から世界へ羽ばたいた二つの才能
お二人の母校は、岡山にある岡山県立城東高等学校。特に芸術系に力を入れている学校として知られ、音楽学類に在籍されていました。
対照的な高校時代の過ごし方
同じ音楽の道を歩みながらも、高校での過ごし方は対照的だったのが、とても面白いんです。
米田覚士さん: 「みんなと一緒」に音を創る道
米田さんは、高校の音楽学類でピアノを専門としつつ、幼少期から少年合唱団やジュニアオーケストラで打楽器を担当するなど、「集団で一つの音楽を創り上げる」経験を積み重ねてきました。
指揮者を目指すきっかけも、オーケストラでみんなの音を一つにする指揮者の姿に心を震わせたこと。まさに、みんなをまとめるという才能を、高校時代より前からずっと磨いてきたんですね。
藤井風さん: 「自宅で一人」の創作に没頭する道
一方、藤井風さんは、高校時代は帰宅部だったとご本人が語っています。
音楽学類に在籍しつつも、終業後はまっすぐ帰宅し、自宅で徹底的にピアノの練習や音楽創作に集中していたようです。通学時間が長かったこともあり、部活動には入らず、内面から湧き出る才能を深掘りすることに時間を費やしていたことが分かります。
同じルーツ、異なるスタイル
指揮者としてオーケストラという大所帯を動かす米田さんと、シンガーソングライターとして一人で聴く人の心に深く語りかける藤井風さん。
同じ城東高校という土壌で音楽を学びながらも、「外へ」向かう才能と「内へ」向かう才能が育まれたことは、本当に興味深く、私たちに大きな気づきを与えてくれます。
これからも目が離せない!二人の天才のこれから
米田さんは、このブザンソン優勝をきっかけに、これから世界中のオーケストラからオファーが殺到すること間違いなし。また、藤井風さんも、今も新しい挑戦を続けて私たちを驚かせてくれます。
一つの高校から、クラシック界とポップス界のホープが同時に生まれたというこの事実は、私たちに大きな夢とワクワクを与えてくれます。
これからも、指揮者・米田覚士さんとシンガーソングライター・藤井風さん、お二人の活躍から目が離せませんね!
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