こんにちは!ブログを読んでくださってありがとうございます。
今日は、万博のパビリオンの中でも「砂漠」についてのお話です。皆さん、万博にはいろんなパビリオンがありますが、「砂漠の砂」が用意されている場所があるってご存知でしたか?
それが「ヨルダン館」と「クウェート館」
私はこのパビリオンにとても心を惹かれ、行く前からワクワクしていました。でも、この素敵な場所に入るには、ちょっとした覚悟と運が必要だったんですよ。
【注意!】入るまでがリアルな戦いだった話
まず、絶対に知っておいてほしいことがあります。
ヨルダンは「当日登録」のみ。機械に延々並ぶか、スマホでひたすら空きを探すのですが、これが本当に難しく、空きはないし、空いても何度もエラーになってしまって…。まさに「運ゲー」でした!
そして、クウェートは違う意味でもっと大変でした。事前予約が全滅しても当日並べば入れるのですが、その並ぶ列がすぐに埋まってしまうんです。私はそれを知らず、パビリオン前のベンチ前でずっと待機。ベンチはいつも超満員で座れず。というか、座っていると「立って待っていた方から順に並べます!」と係の方に言われるので、座っているとすぐに応戦できず。
ようやく「並べます」というアナウンスがあり、「走らないで!」の声にしたがい小走りはせず歩いたのですが、ほんの数十秒??でまさかの列の最後尾は締め切られてしまい、目の前で「ここまでです」と切られてしまうという、悲しい経験をしました。
次に並べる保証もなく、炎天下でただ待つ時間がとても長く、正直心が折れそうでした。でも、好奇心には勝てず、次のチャンスをひたすら待ちました。
クウェートは昼間は避けたほうがいいですね。熱中症になりそう。あさイチとか、夕方日が落ちてから。でも、並べる保証がないので、本当に気をつけて。
苦労してでも入る価値があった!砂漠の癒し体験
そんな苦労をしてでも入る価値は十分にありました。
やっとの思いでたどり着いた、座れる砂漠のヨルダンと、さわれる砂漠のクウェート。
ヨルダンのパビリオンでは、柔らかな砂の上に座って、ゆったりと画面の説明でヨルダンの景色を眺めることができます。しかも、この砂の上は、ぜひ素足になって体験してみてほしいんです。サラサラとした砂が足の裏に触れる感覚は、何とも言えない心地よさで、心が解放されるようでした。ストッキング着用している人とか、もし靴を脱ぎたくない方もご安心ください。靴カバーが用意されているので、気軽に砂漠の雰囲気を楽しめますよ。

でもおすすめは素足です。とってもきれいにしてある砂なんだそう。
そして、もう一つの感動が、手で砂に触れられるクウェートのパビリオン。ヨルダンはみんなの足がつく砂なので、指で触るのに抵抗がある人もいるかもしれません。その点クウェートはサラサラと指の間をすり抜けていく砂の感触を感じることができますよ。遠い国の砂が、こんなにも優しく手に馴染むなんていいよね。遠いようで、とても近いっていうのかな。そんな不思議な感覚が心にじんわりと広がりました。

遠い国の砂漠の砂、一生触る機会なんてないかも。こんなにも私たちの心を穏やかにしてくれるなんて、不思議ですね。忙しい毎日の中で、ふと立ち止まって、自分自身と向き合う時間を持つことの大切さを教えてもらった気がします。
ヨルダンもクウェートも、砂だけでなく展示や他のアクティビティもあるので存分に楽しめますよ。
雨の日はヨルダンの「素足で砂漠体験」ができないことあるようなので、これも運ゲーかも。
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