高市早苗さんが自民党の新総裁となり、いよいよ日本初の女性首相が誕生する見通しですね。
政治のことはちょっと難しくて、ニュースを見るたびに頭がパンクしそうになる私なのですが(笑)、今回はとても興味が湧いて、思わず色々と調べてしまいました。だって、日本初の女性首相ですよ!
「キャスター時代から知ってるけど、どんな政策を考えてるの?」「子どもいないって聞いたけど、私たち女性のことは考えてくれるの?」という意見がネット界隈で見受けられました。
—ちなみに、高市さんは慶應や早稲田にも受かっているほど賢いのですが、親御さんのすすめで地元関西の神戸大学へ進学されたという、素直な一面もお持ちの方なんです。その優秀さと素直さが、あの松下政経塾へ進む原動力になったのかもしれませんね。
個人的な親目線でいうと、慶応や早稲田は東京の私立大学。神戸大学は奈良県在住だった高市さんからは近くはないけれど同じ関西の国立の大学。
金銭面や目の届く範囲に娘がいるほうが安心と考えるご両親の気持ちに素直に答えたという印象があります。(どういう事情で神戸大学を進めたのかご両親の意向は知りませんが。私ならそう思うかな。)
今日は、一市民の主婦である私が、この歴史的なニュースを見て感じた、素直な期待と彼女の政策の根っこにある「強い覚悟」を、皆さんと一緒に読み解いてみたいと思います。
高市政策の根幹は「守り抜く」覚悟と「知性」
高市さんのホームページにある「基本理念」を読むと、その政策の根幹がハッキリと分かります。それは「日本を、守り抜きます!」という強いメッセージです。
高市氏は、国の究極の使命は「国民の皆様の生命と財産」「領土・領海・領空・資源」などを守り抜くことだと考えています。
松下政経塾を経てテレビキャスターになった彼女。あの蓮舫さんと一緒に番組共演していたこともありましたね。
神戸大学で経営数学を専攻し、慶應・早稲田にも合格する飛び抜けた優秀さを持ちながら、親のすすめで神戸大学に入った素直さも併せ持ちます。
この生い立ちから、彼女の政策の根幹にある「国を、守り抜く」という強い姿勢が、単なるイデオロギーではなく、データに基づいた論理と国民の声に耳を傾ける素直さから来ているのではないか、と私は感じています。
「リスクの最小化」という言葉が目立ちますが、この「守り抜く」という強い言葉は、不安な今の時代において、どこか安心感を与えてくれるように感じます。
一方で、「自立と勤勉の倫理」を重んじるという姿勢には、少し厳しさも感じます。
でも、その芯の強さこそが、彼女がキャスター時代から持っている、ブレない信念なのかもしれません。
そして伝える側から実際に政治を動かす側に行きたいと思ったことも、強い信念や理想、神戸大学での学びや松下政経塾での経験などがあることを踏まえると自然な流れだったのかもしれません。
「子どもいない」女性の人生と政策に宿る深い共感
私が高市さんの政策を調べていて、最も心を打たれたのは、彼女の「子どもがいない」という背景と、彼女が掲げる「全世代の安心感」という政策が深く結びついていると知ったときでした。
高市さんは、ご自身が婦人科系の病気で子どもを持つことを諦めざるを得なかったという、とても辛い経験を持っています。
しかし、そこで人生が終わったわけではありません。
結婚相手の連れ子である成人した3人のお子さんの母親となり、今ではそのお子さんたちのお孫さん、つまり4人のお孫さんもいらっしゃるようです。
子どもは産めなかったけれど、「家族との良好な関係」という幸せの形を手に入れています。
また、その方とは一度別れているのですが、復縁して、同じ人と現在夫婦です。
お子さんやお孫さんたちと引き続き家族でいる。強い絆と人間的な魅力がうかがえます。
この事実を知って、「ああ、この人、いい人かも」と心から思えました。
子どもを持つことを諦めた女性としての深い悲しみも、連れ子を愛する強い母性も、そして家族を再構築した知恵も、全て持っている方なのです。
だからこそ、彼女の政策にある「全世代の安心感」という言葉には、ただのスローガンではない深い理解と覚悟が感じられます。
特に、私たち女性に関わる具体的な支援策に注目です。
- 「更年期や高齢期特有の不調、障碍や難病によって社会活動を諦めない」で済む環境整備。
- 「介護離職等でキャリアを諦めない」。
- 「家事支援サービス利用代金の一部を税額控除する制度」の検討。
子どもが欲しくても諦めた女性が、子育て世代ではない女性の不安にも目を向け、私たちが人生を「諦めない」ための政策を考えてくれている——そう思うと、この高市時代に、強い希望が湧いてくるのです。
公約に見る「地方の伸び代」と「成長投資」
高市さんは、「日本列島を、強く豊かに」を掲げ、地方の大きな「伸び代」を活かすことを重視しています。
前回の選挙公約を見ると、「47都道府県どこに住んでいても、安全に生活することができ、必要な医療・福祉や高度な教育を受けることができ、働く場所がある」という、誰もが安心できる日本の姿を目指しています。
そして、そのための「大胆な『危機管理投資』と『成長投資』」。食料、エネルギー、健康医療といった安全保障政策から、日本の未来の鍵となる技術開発や人材育成まで、経済のパイを大きくするための挑戦がずらりと並びます。
地元の奈良県に関する公約では、観光業や地場産業への具体的な支援が書かれており、「日本列島全体を強く豊かに」という言葉が、口先だけではない本気度だと感じました。
高市時代に私たちができること
高市早苗氏は、「私達が生きている今。それは、誰かが命懸けで守ろうとした未来だった」と述べ、「次世代に日本の未来を信じて欲しい。希望を抱いて欲しい」と訴えています。
一人の女性の人生と、その人生から生まれた政策への深い想いを知った今、好奇心旺盛にこの高市時代の政治を追いかけて、私たち自身も希望の光を灯すために「自立と勤勉」の精神で頑張らなければ、という気持ちになりました。
新しい時代が始まります。私たちも、一市民として、その政策を見守り、自分の意見をしっかり持っていきたいですね。
コメント